赤ベコの由来
会津地方では牛の事を「ベコ」ど呼んでおります今より1200年余年程前会津柳津円蔵寺建立の際巨大なる材木運搬に使役された牛馬が嶮路の為数多く倒れました。
最後迄働き通したのが赤色の牛 、その赤色の牛にあやかる様子供の誕生には「ベコ」の如く重荷に耐えて壮健であれと赤ベコを御祝いにしました。
福満虚空蔵の福牛、厄病除の玩具として親まれて参りました。
昭和36年度年賀切手に赤ベコが採用され皆様に知られる様になり今や会津のシンボルになっております。

協力荒井工芸所



赤ベコの製造工程   
動画はブロードバンド専用です
行程名 写真拡大 備考
のり付け
動画・22秒
和紙を6枚重ね張りをします
型造り
動画・54秒
6枚重ね張りした紙で型に押し付け成型します。

乾燥させる
型切り
動画・37秒
カッターで切り 型を取り出します
背張り 切った部分を再度和紙で貼り付けます
白塗り
動画・21秒
全体を白で塗ります
乾燥後もう一度白で塗ります。
赤塗り
動画・20秒
全体を赤で塗ります
絵付け
動画・59秒
黒・赤・金で絵をつけます
仕上げ 胴におもりをつけた頭部をつけ完成です